運積土壌(読み)うんせきどじょう(その他表記)transported soil

改訂新版 世界大百科事典 「運積土壌」の意味・わかりやすい解説

運積土壌 (うんせきどじょう)
transported soil

何らかの営力で運ばれてきた,固結していない柔らかい堆積物から発達した土壌。河成・海成・湖成堆積物に由来する沖積地の土壌および洪積台地上の土壌はこれに入る。火山灰から発達した黒ボク土日本では重要な運積土壌の一種である。日本にはないが,風成レスに由来する土壌は中央アジア北アフリカなど北半球温帯以北の大陸における運積土壌の代表的なものである。乾燥地や海岸の砂丘土壌もこれに含まれる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 正則

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む