過酸化ジラウロイル(読み)カサンカジラウロイル

化学辞典 第2版 「過酸化ジラウロイル」の解説

過酸化ジラウロイル
カサンカジラウロイル
dilauroyl peroxide

bis(dodecanoyl)peroxide.C11H23CO-O-COC11H23(398.61).過酸化ラウロイルともいう.エーテル溶媒中で塩化ドデカノイル(CH3(CH2)10COCl)に過酸化ナトリウムを反応させると得られる.無色結晶.分解点53~55 ℃.加熱によって爆発する.ほとんどの有機溶剤に可溶.溶媒中で分解して,C11H23COO・,C11H23・など寿命の長い遊離基を生じる.ビニルあるいはジエン単量体の遊離基重合開始剤として,乳化重合によるポリスチレンポリ(塩化ビニル)ポリ(メタクリル酸メチル)ポリエチレンなどの製造,不飽和ポリエステル樹脂の硬化触媒,油脂漂白剤などに用いられる.[CAS 105-74-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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