道の程(読み)ミチノホド

デジタル大辞泉 「道の程」の意味・読み・例文・類語

みち‐の‐ほど【道の程】

道の距離。里程。
「―遠くて」〈初音
道の途中道中
「―も四方よもの浦々見渡し給ひて」〈明石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 みち 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「道の程」の意味・読み・例文・類語

みち【道】 の 程(ほど)

  1. 道の距離。里程。
    1. [初出の実例]「総べて北に抂(まが)れる道の程(みちのほど)は、一百三里一百八十四歩の中」(出典出雲風土記(733)巻末記)
  2. 道の中途。道中。途中。
    1. [初出の実例]「ちはやぶるかみのやしろにいのりくるみちのほどさへおもなれにけり」(出典:元真集(966頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android