道会(読み)ドウカイ

デジタル大辞泉 「道会」の意味・読み・例文・類語

どう‐かい〔ダウクワイ〕【道会】

道議会」の旧称。昭和22年(1947)地方自治法制定により道議会と改められた。
道議会」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「道会」の意味・読み・例文・類語

どう‐かいダウクヮイ【道会】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 旧制で、北海道地方費の歳入歳出予算、北海道地方税の課目課率の議決を行なうため北海道に設けられた議会。明治三四年(一九〇一)の北海道会法に基づき、市および支庁単位で選出される道会議員により構成された。第二次世界大戦後、地方自治法の制定により道議会と呼ばれるようになった。
    1. [初出の実例]「道会議員として道会にあらはれると」(出典:断橋(1911)〈岩野泡鳴〉七)
  3. どうぎかい(道議会)」の略。

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世界大百科事典(旧版)内の道会の言及

【松村介石】より

…宣教師バラの塾に学び,キリスト教の教えに触れてバラにより受洗,牧師となって宣教活動にあたり,一時は植村正久,内村鑑三とともに〈キリスト教界の三村〉と称された。儒教道徳を重視し,正統的な教会の信仰から外れて日本的キリスト教を提唱するようになり,1907年日本教会(のちの道会)を設立,翌年機関誌《道》を創刊して信神,修徳,愛憐,永生の四綱領を軸に道徳運動を進めた。【波多野 和夫】。…

※「道会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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