日本歴史地名大系 「道塚村」の解説 道塚村みちづかむら 東京都:大田区道塚村[現在地名]大田区新蒲田(しんかまた)一―三丁目・西蒲田(にしかまた)八丁目原(はら)村の東、六郷(ろくごう)川(多摩川)左岸沿いに位置する。村内に小鳥(ことり)塚という古塚と鎌倉街道の古跡があったことから村名が起こったかという(風土記稿)。田園簿に村名がみえ、田一四四石余・畑方三六石余、幕府領。元禄郷帳では高二一一石余。元禄一七年(一七〇四)江戸市谷の薬王(いちがやのやくおう)寺に村内の一〇〇石が与えられ、幕府領との相給となる(護国寺・薬王寺文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by