道学者(読み)ドウガクシャ

精選版 日本国語大辞典 「道学者」の意味・読み・例文・類語

どうがく‐しゃダウガク‥【道学者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 道学を学び、また説く人。江戸末期には、特に心学者
    1. [初出の実例]「拙者ごときの村学究、又は道学者と同じく上下着て見台に向ひ」(出典:蛻巖先生答問書(1751‐64か)中)
  3. 道理・道徳を重んじるあまり世事に暗かったり、人情を無視したりする偏屈な人をやや批判的にいう語。
    1. [初出の実例]「それほど僕は道学者ではない積りです」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む