道学者(読み)ドウガクシャ

精選版 日本国語大辞典 「道学者」の意味・読み・例文・類語

どうがく‐しゃダウガク‥【道学者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 道学を学び、また説く人。江戸末期には、特に心学者
    1. [初出の実例]「拙者ごときの村学究、又は道学者と同じく上下着て見台に向ひ」(出典:蛻巖先生答問書(1751‐64か)中)
  3. 道理・道徳を重んじるあまり世事に暗かったり、人情を無視したりする偏屈な人をやや批判的にいう語。
    1. [初出の実例]「それほど僕は道学者ではない積りです」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む