日本歴史地名大系 「道尾村」の解説 道尾村みちのむら 大分県：津久見市道尾村[現在地名]津久見市上青江（かみあおえ） 道尾青江川の下流左岸に位置し、同川を挟んで南は長野（ながの）村。慶長二年（一五九七）の臼杵庄検地帳写（渡辺家文書）に村名がみえ、高七三石余（田方三一石余・畑方四一石余）。正保二年（一六四五）の稲葉能登守知行高付帳でも同高で、本高六二石余・出来高一〇石余、日損所で、柴山が少しある。正保郷帳では岡（おか）村に含まれた。享保元年（一七一六）の臼杵領郷村高辻帳（臼杵藩政史料）では高六二石余。初め津久見村組に所属（慶長一一年惣御高頭御帳）、のち道尾組に属した。道尾組一六ヵ村を管掌する庄屋が在村し、文政六年（一八二三）には五石の庄屋給で中野佐兵衛が勤めていた（万用集）。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
