日本歴史地名大系 「毛井村」の解説
毛井村
けいむら
大野川と
中世には当地と現松岡の一部を含んで毛井村と称した。文治年中(一一八五―九〇)に宇佐宮太大工小山田貞遠が作成利用した宇佐宮仮殿地判指図(宇佐神宮蔵)に毛井村とみえ、当村は豊後一国役として置路甃六八丈五尺内若宮鳥居内五尺のみを負担している。また
毛井社地頭職は嘉禎二年(一二三六)七月二八日、承久の乱の勲功の賞として平林四郎津守頼宗に与えられた(「将軍家政所下文」碩田叢史平林家古文章)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報