道庭遺跡(読み)どうにわいせき

日本歴史地名大系 「道庭遺跡」の解説

道庭遺跡
どうにわいせき

[現在地名]東金市家之子・道庭

九十九里平野を一望する台地上に立地する。周囲は小河川によって開析され、独立丘を呈している。昭和五二年(一九七七)から同五四年にかけて発掘調査された。検出された遺構は各時代に及ぶが、弥生時代中期後半の環濠集落を中心とし、竪穴住居跡三一と環濠、方形周溝墓七二を数える。環濠規模は東西一五〇メートル・南北二〇〇メートルと推定される。同期の竪穴住居跡は環濠外部へも展開していることから、環濠が機能していた時期は比較的短期間であったことも考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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