遙照山(読み)ようしょうざん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「遙照山」の意味・わかりやすい解説

遙照山
ようしょうざん

岡山県南西部、浅口(あさくち)市と小田郡矢掛(やかげ)町の境にある山。標高406メートル。頂上東西に長く平坦(へいたん)で、頂上付近からラジウムを含む冷泉がわき、遙照山温泉となっていて、近くに遙照山総合公園がある。頂上からの展望はよく、西隣の竹林寺(ちくりんじ)山に国立天文台岡山天体物理観測所が設置されて以来、遙照山も観光地化した。

[由比浜省吾]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android