遠目塚遺跡(読み)とおめづかいせき

日本歴史地名大系 「遠目塚遺跡」の解説

遠目塚遺跡
とおめづかいせき

[現在地名]南串山町尾登名

雲仙うんぜん南西の丘陵末端(標高二七メートル)にある古墳時代の埋葬遺跡。昭和五一年(一九七六)に発掘調査。箱式石棺二基(うち一基は石材が欠失)が検出されている。墓坑は隅丸長方形の二段掘り土坑で、棺の規模は長さ一・六メートル、幅は北東側が〇・六七メートル、南西側が〇・七四メートル、棺床面までの深さは約〇・五五メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android