遠賀川遺跡(読み)おんががわいせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遠賀川遺跡」の意味・わかりやすい解説

遠賀川遺跡
おんががわいせき

福岡県北東部を流れる遠賀川のほとりにある弥生時代前期の立屋敷遺跡を中心とする遺跡群の総称。 1931年本遺跡出土の土器を遠賀川式とした。この土器の分布は遠賀川流域をはじめ北九州に広がり,時代は遅れるが南九州,瀬戸内海沿岸,畿内,伊勢湾沿岸,中部山岳地域に存在する。主要地域は北九州と畿内で,土器は斉一性をもち,弥生文化の波及状態や前期社会のあり方を把握するうえで大きな役割を果している。

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