遠近法主義(読み)えんきんほうしゅぎ(その他表記)perspectivism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遠近法主義」の意味・わかりやすい解説

遠近法主義
えんきんほうしゅぎ
perspectivism

認識論用語絵画遠近法では風景画家中心に配置されるように,認識は認識主体の立場によって制約され,普遍妥当的認識は不可能とする相対主義的立場。ニーチェ,T.リット,オルテガ・イ・ガセットなどに代表される。

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世界大百科事典(旧版)内の遠近法主義の言及

【パースペクティビズム】より

…遠近法に従った絵画において,描かれる風景はつねに画家の視点に相関的であるが,それと同様に世界はつねに特定の視点から特定の見方によってしか見られえないものであり,いかなる視点にも限定されない絶対的な世界認識などはありえないという考え方。〈遠近法主義〉と訳される。18世紀初頭にライプニッツが〈単子論〉を説き,すべての単子(モナド)はそれぞれの視点から,それぞれの表象能力に応じて全世界をおのれのうちに映し出すと主張した。…

※「遠近法主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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