知恵蔵mini 「遠隔医療通訳」の解説 遠隔医療通訳 医療機関において、通訳を必要とする患者が医師とやりとりする際に、専門知識を持つ通訳者が電話などを使って遠隔地から通訳を務めること。訪日観光客や外国人労働者の増加により、外国人患者の受け入れ強化は医療機関の大きな課題の一つとなっており、大阪府では2019年6月に多言語の遠隔通訳が可能なコールセンターを設置した。ウィンタースポーツを楽しむ訪日外国人が多い新潟県では、遠隔医療通訳の本格的導入を検討するため、20年1月より実証実験を開始。タブレット端末を使用したテレビ電話で、医療通訳士が英語、中国語、スペイン語など5カ国語に対応する。 (2020-1-16) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報