精選版 日本国語大辞典 「遣方もない」の意味・読み・例文・類語 やるかた【遣方】 も ない ① 心を晴らす方法もない。[初出の実例]「あはれとは君ばかりをぞおもふらむやるかたもなき心とをしれ」(出典:篁物語(12C後か))② 施すべき手段もない。処置のしようもない。また、程度が異常である。[初出の実例]「丹波国篠村と云所に、年比、平茸やるかたもなくおほかりけり」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例