遷幸(読み)センコウ

デジタル大辞泉 「遷幸」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう〔‐カウ〕【遷幸】

[名](スル)
天皇が都を他の地に移すこと。遷都。また、新しい都へ天皇が移ること。
天皇・上皇が他の場所に移ること。遷御

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精選版 日本国語大辞典 「遷幸」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう‥カウ【遷幸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天皇が都を他の地に移すこと。遷都すること。また、新しい都へ天皇が移って行くこと。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「六月九日、新都の事はじめ、八月十日上棟、十一月十三日遷幸とさだめらる」(出典:平家物語(13C前)五)
  3. 天皇・上皇が他の場所に行くこと。遷御。
    1. [初出の実例]「御譲位之後、昨日可幸大内云々。自去月修理。久不禁裏」(出典:貴嶺問答(1185‐90頃))
    2. [その他の文献]〔晉書‐天文志下〕

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