遷座(読み)センザ

精選版 日本国語大辞典 「遷座」の意味・読み・例文・類語

せん‐ざ【遷座】

  1. 〘 名詞 〙 神体仏像などをよそへ移すこと。また、それが移ること。
    1. [初出の実例]「こよひいぬの時にないし所せんさあり」(出典:御湯殿上日記‐文明一一年(1479)七月二四日)
    2. 「此は善光寺如来の、洛陽真如堂に遷座有し日の吟にて」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)先師評)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の遷座の言及

【遷宮・遷座】より

…神殿の改修造営に際して,神霊を移すこと。この場合,遷宮は伊勢神宮にのみ用い,一般神社では遷座といい,その祭儀を遷宮祭,遷座祭という。伊勢神宮では,7世紀後半の天武朝以来20年に1度〈式年遷宮〉が行われ,中世戦乱期に一時遅延したが,現在まで続いて行われている。…

※「遷座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む