精選版 日本国語大辞典 「避ぬ別れ」の意味・読み・例文・類語 さら【避】 ぬ 別(わか)れ 避けることのできない別れ。死別をいう。[初出の実例]「世中にさらぬわかれのなくもがなちよもとなげく人のこのため〈在原業平〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑上・九〇一)避ぬ別れの補助注記挙例の「古今」は、この表現の源となったもの。在原業平の母と業平の贈答歌で、「伊勢‐八四」にもとられて有名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by