避ぬ別れ(読み)さらぬわかれ

精選版 日本国語大辞典 「避ぬ別れ」の意味・読み・例文・類語

さら【避】 ぬ 別(わか)

  1. 避けることのできない別れ。死別をいう。
    1. [初出の実例]「世中にさらぬわかれのなくもがなちよもとなげく人のこのため〈在原業平〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑上・九〇一)

避ぬ別れの補助注記

挙例の「古今」は、この表現の源となったもの。在原業平の母と業平贈答歌で、「伊勢‐八四」にもとられて有名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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