避ぬ別れ(読み)さらぬわかれ

精選版 日本国語大辞典 「避ぬ別れ」の意味・読み・例文・類語

さら【避】 ぬ 別(わか)

  1. 避けることのできない別れ。死別をいう。
    1. [初出の実例]「世中にさらぬわかれのなくもがなちよもとなげく人のこのため〈在原業平〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑上・九〇一)

避ぬ別れの補助注記

挙例の「古今」は、この表現の源となったもの。在原業平の母と業平贈答歌で、「伊勢‐八四」にもとられて有名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む