那須川村(読み)なすがわむら

日本歴史地名大系 「那須川村」の解説

那須川村
なすがわむら

[現在地名]水沢市佐倉河さくらがわ 常盤ときわ

下河原しもがわら村の南、胆沢いさわ扇状地の北上川氾濫原に位置する。茄子川とも書く。「胆沢風土聞誌」によれば、もと下河原村の一部であったが、建保五年(一二一七)分離したという。応安八年(一三七五)四月一日斯波左京権太夫(大崎詮持)は葛西周防三郎に「下伊沢内志牛、那須河両郷」を恩給している(「斯波左京権太夫宛行状」秋田藩家蔵文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android