邪雲(読み)じゃうん

精選版 日本国語大辞典 「邪雲」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐うん【邪雲】

  1. 〘 名詞 〙 不吉な雲。災いが起こることを示すような雲。転じて、理知をおおいかくす悪念をたとえていう。
    1. [初出の実例]「時に臨んで、然るべくも申しつづけ給ひたれば、邪雲(ジャウン)も少し晴れ給ひぬらんと覚ゆるにぞ」(出典源平盛衰記(14C前)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む