郡上町(読み)ぐじようちよう

日本歴史地名大系 「郡上町」の解説

郡上町
ぐじようちよう

[現在地名]長浜市元浜町もとはまちよう

長浜町の北の出口にあたり、北国街道沿いの両側町で、北国街道は当町の北端右折、すぐ左折して北に向かう。西は北片原きたかたはら町、東は郡上片原町にそれぞれ裏側で接する。町名小谷おだに城下(現東浅井郡湖北町)郡上の住人が移住したことによる。朱印地。慶安四年(一六五一)検地帳(川崎文書)に屋敷地四一があげられ、うち明屋敷二。元禄八年大洞弁天寄進帳では家数四一(借家二)、男九七・女九四で、町代・横目が置かれ、素麺屋二・大工二・茶屋二・飴屋・壺屋・古金屋・荒物屋・筆屋・蚊帳屋・桶屋がいた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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