郡印(読み)ぐんいん

精選版 日本国語大辞典 「郡印」の意味・読み・例文・類語

ぐん‐いん【郡印】

  1. 〘 名詞 〙 律令制における、郡司の発する公文書に押された印影、また、その印。郡解(ぐんげ)や田地売券に押されており、越前国坂井郡・足羽郡、大和国十市郡の郡印のある文書伝存律令に大きさなどの規定はないが、準公印として用いられた。
    1. 郡印〈埋麝発香 印部〉
      郡印〈埋麝発香 印部〉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む