郡戸村(読み)こおずむら

日本歴史地名大系 「郡戸村」の解説

郡戸村
こおずむら

[現在地名]羽曳野市郡戸

狭山さやま(現南河内郡狭山町)に源を発する東除ひがしよけ川を隔てて、南東河原城かわはらじよう村に対する。地名は、古代丹比たじひ郡の郡衙が設けられていたことによるという。永正二年(一五〇五)一一月一日の遊佐順盛奉書(通法寺及壺井八幡宮文書)に「郡戸孫三郎」なる人物がみえ、当地を本拠とする在地土豪の存在がうかがえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android