日本歴史地名大系 「郡戸村」の解説 郡戸村こおずむら 大阪府:羽曳野市郡戸村[現在地名]羽曳野市郡戸狭山(さやま)池(現南河内郡狭山町)に源を発する東除(ひがしよけ)川を隔てて、南東の河原城(かわはらじよう)村に対する。地名は、古代丹比(たじひ)郡の郡衙が設けられていたことによるという。永正二年(一五〇五)一一月一日の遊佐順盛奉書(通法寺及壺井八幡宮文書)に「郡戸孫三郎」なる人物がみえ、当地を本拠とする在地土豪の存在がうかがえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by