郡瀬神社(読み)こおりせじんじや

日本歴史地名大系 「郡瀬神社」の解説

郡瀬神社
こおりせじんじや

[現在地名]宇佐市樋田 瀬社

樋田の駅館ひだのやつかん川西岸北部、国道一〇号が同川を渡る瀬社せやしろ橋のたもと、字瀬社にある。北に接続する地は法鏡寺ほうきようじの字瀬社で、かつては同所にまで社地が及んでいたのであろう。八幡大神を主神に祀り、宇佐宮行幸会八ヵ社の一で、旧郷社。またたんに瀬社ともいい、「ぐんぜ」ともよばれた。駅館川対岸、同じく行幸会八ヵ社の一である上田の鷹居うえだのたかい八幡神社との関係が深い。承和一一年(八四四)六月一七日の宇佐八幡宮弥勒寺建立縁起(石清水文書)は示現した八幡大神酒井泉さかいいずみ(現泉神社)から「宇佐河渡有社」に移座、その後鷹居社に移ったと記し、「宇佐河渡有社」に「是瀬社事歟」との注がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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