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郢書燕説 えいしょえんせつ

大辞林 第三版の解説

えいしょえんせつ【郢書燕説】

〔「韓非子外儲説左上」より。郢の人が、燕の大臣へあてた手紙の誤った部分を、燕の大臣がいいように解釈し実行したところ、かえって国が良く治まったという故事から〕
こじつけてもっともらしく説明すること。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

郢書燕説
えいしょえんせつ

うまく理屈をあわせること。こじつけ、牽強付会(けんきょうふかい)。中国・春秋戦国時代に、楚(そ)の都郢からきた手紙に対して、燕の国の人がとった解釈という意。とある郢の人が、ある夜、燕の国の宰相(さいしょう)に手紙を書いたが、灯火が暗いので、召使いに「燭(しょく)を挙げよ」と命じ、うっかり「挙燭」というこのことばをそのまま、手紙に書き込んでしまった。これを読んだ宰相は、「挙燭」の語を「明(めい)を尊べ」の意と誤って解し、王に進言して賢者を登用し、大いに治績をあげた、と伝える『韓非子(かんぴし)』「外儲説(がいちょせつ)左上篇(へん)」の故事による。[田所義行]

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