酒井孫四郎(読み)さかい まごしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒井孫四郎」の解説

酒井孫四郎 さかい-まごしろう

1839-1869 幕末武士
天保(てんぽう)10年3月生まれ。越前(えちぜん)福井藩士。元治(げんじ)元年家老となる。第1次幕長戦争に参加し,戊辰(ぼしん)戦争では奥羽征討軍にしたがった。藩命による欧米視察のため明治2年5月8日横浜を出港直後,観音崎沖で船が沈没して死去。31歳。本姓は明石。名は純煕。通称は別に禄助,与三左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android