酒甕神(読み)さかみかのかみ

精選版 日本国語大辞典 「酒甕神」の意味・読み・例文・類語

さかみか‐の‐かみ【酒甕神】

  1. 〘 名詞 〙 造酒司(さけのつかさ・みきのつかさ)酒殿にあって供御(くご)御酒(みき)を醸(かも)すのに用いる酒甕(さかがめ)を神格化した神。大刀自(おおとじ)の神・小刀自(ことじ)の神・次刀自(つぎとじ)の神の三体がある。
    1. [初出の実例]「造酒司酒甕神。従五位下大邑刀自。小邑刀自神等」(出典:日本文徳天皇実録‐斉衡三年(856)九月辛亥)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む