酒筒(読み)さかづつ

精選版 日本国語大辞典 「酒筒」の意味・読み・例文・類語

さか‐づつ【酒筒】

  1. 〘 名詞 〙 ( はじめ竹筒で作ったところからいう ) 物見遊山などに酒を入れて携帯した器。吸筒。さけづつ。
    1. [初出の実例]「山へ入始、酒筒に入、両種持了」(出典:多聞院日記‐天正一三年(1585)四月一三日)

ささ‐づつ【酒筒】

  1. 〘 名詞 〙 酒を入れる筒。酒を入れて持ち運ぶ容器。さけづつ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android