酒蔵(読み)サカグラ

精選版 日本国語大辞典 「酒蔵」の意味・読み・例文・類語

さか‐ぐら【酒蔵】

  1. 〘 名詞 〙 酒を貯蔵する蔵。また、酒を醸造する蔵。さけぐら。
    1. [初出の実例]「なんぢにはそのまへなさかぐらをあつくる程によう留守をせひ」(出典:虎明本狂言・三人片輪(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「酒蔵」の読み・字形・画数・意味

【酒蔵】しゆぞう

酒倉。

字通「酒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の酒蔵の言及

【倉∥蔵】より

…〈庫〉とも書かれる。構造の違いから高倉,板倉,校倉(あぜくら),丸木倉,石倉,土蔵(どぞう),穴蔵などがあり,管理や用途によって正倉,勅封蔵,郷蔵,米蔵,酒蔵,木蔵など,さまざまな名称がある。16世紀後半以降,防火のため,外側を土で厚く塗り込める形式が多く用いられるようになった。…

※「酒蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android