酒野谷村(読み)さけのやむら

日本歴史地名大系 「酒野谷村」の解説

酒野谷村
さけのやむら

[現在地名]鹿沼市酒野谷

大芦おおあし川と荒井あらい川の合流点東部に位置。西は野尻のじり村、東は村井むらい村・樅山もみやま村、南は下南摩しもなんま村、北は下日向しもひなた村。東部に樅山村と当村とを結ぶ切通しがあり、その道の南北に酒野谷古墳群がある。永正一八年(一五二一)七月六日の芳賀高孝寄進状写(寺社古状)に「酒谷之郷之内東音寺」とみえ、芳賀高孝は成高じようこう(現宇都宮市)に同地を寄進している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android