酸いも甘いも噛み分ける(読み)スイモアマイモカミワケル

デジタル大辞泉 「酸いも甘いも噛み分ける」の意味・読み・例文・類語

いもあまいも・ける

人生経験が豊かで人の心の機微世間事情によく通じている。酸い甘いも知っている。
[補説]「酸いも甘いもぎ分ける」とするのは誤り。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「酸いも甘いも噛み分ける」の解説

酸いも甘いも噛み分ける

経験をつんで世間の微妙な事情や人情の機微に通じ、分別がある。

[使用例] 世にいう酸いも甘いも噛み分けた、下情に通じた、しかし相変わらず強情な変わり者[里見弴*今年竹|1919~27]

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