酸性熱水(読み)さんせいねっすい

最新 地学事典 「酸性熱水」の解説

さんせいねっすい
酸性熱水

acid thermal fluid

火山近傍で天水が浸透し,マグマ溜まりからのマグマ水火山ガスが吹き込み,深部で生じた火山ガス起源のHCl,SOが卓越するおおむねpHが3より小さい熱水のこと。酸性熱水は,周囲の岩石と反応し次第に中和されて中性の熱水となり,地熱発電に利用される。酸性熱水は強酸性のため,金属の材質をエロージョン・コロージョンにより腐食し,そのままでは利用できないが,今後効果的な中和剤や耐食性の材質の開発により利用が期待される。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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