酸物草(読み)すいものぐさ

精選版 日本国語大辞典 「酸物草」の意味・読み・例文・類語

すいもの‐ぐさ【酸物草】

  1. 〘 名詞 〙 植物かたばみ(酢漿草)」の異名。《 季語・夏 》 〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「雨露をすいもの草の若葉哉〈氏久〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一)

すいも‐ぐさ【酸物草】

  1. 〘 名詞 〙 植物「かたばみ(酢漿草)」の異名。〔俳諧・清鉋(1745頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「酸物草」の解説

酸物草 (スイモグサ・スイモノグサ)

植物。カタバミ科の多年草,薬用植物。カタバミ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android