醜漢(読み)シュウカン

デジタル大辞泉 「醜漢」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐かん〔シウ‐〕【醜漢】

恥ずべき行為をする男。
「殆んど郷党のよはひするを恥じる―だ」〈魯庵社会百面相
容貌ようぼうのみにくい男。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「醜漢」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐かん シウ‥【醜漢】

〘名〙
① 醜悪な男。みにくい容貌の男。
※春窓綺話(1884)〈高田早苗・坪内逍遙・天野為之訳〉一「佳人才子に逢ひ難ふして却て厭ふべきの醜漢に眷恋せられ」 〔李商隠雑纂
② 恥ずべき行為をする男。
※社会百面相(1902)〈内田魯庵電影「渠奴(きゃつ)我輩の同郷人だが、殆んど郷党の歯(よは)ひするを耻ぢる醜漢(シウカン)だ」

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普及版 字通 「醜漢」の読み・字形・画数・意味

【醜漢】しゆうかん

醜人

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