釈寺(読み)しやかでら

日本歴史地名大系 「釈寺」の解説


しやかでら

[現在地名]五條市表野町

表野ひようの集落東部に位置。真言宗智山派本尊釈迦如来坐像。本尊のほかに応永二八年(一四二一)在銘の釈迦如来立像があるが、これは安日あんにち(現廃寺)の本尊で、薬師如来とも伝えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android