里坊(読み)サトボウ

デジタル大辞泉 「里坊」の意味・読み・例文・類語

さと‐ぼう〔‐バウ〕【里坊】

山寺の僧などが、人里に構える住まい。
文覚上人の二条猪熊の―に落ち着き給ひて」〈盛衰記・四七〉

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精選版 日本国語大辞典 「里坊」の意味・読み・例文・類語

さと‐ぼう‥バウ【里坊】

  1. 〘 名詞 〙 山寺の僧などが人里につくっておく僧房
    1. [初出の実例]「治部卿のりんしのさとはうもたまへる一条の院の向ひ」(出典:海人刈藻物語(1271頃)三)

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