文覚上人(読み)もんがくしょうにん

共同通信ニュース用語解説 「文覚上人」の解説

文覚上人

平安時代末期から鎌倉時代初期の武士・僧。源頼朝親交を深め、平家滅亡前後から頼朝後白河法皇庇護を受け、神護寺東寺高野山復興に尽力した。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「文覚上人」の解説

文覚上人
(通称)
もんがくしょうにん

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
文覚上人勧進帳
初演
明治22.6(東京中村座)

文覚上人
もんがくしょうにん

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
元禄4(京・村山平右衛門座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の文覚上人の言及

【勧進帳】より

読物(よみもの)13曲の一つ。文覚上人(もんがくしようにん)は,当時荒廃していた高雄の神護寺の修理を志し,寄進を勧めるために勧進帳を作って諸方を説いて回った。院の御所に参ったときは管絃の最中だったが,かまわず庭に入り込んで,〈それおもんみれば真如広大なり……〉という長文の勧進帳を大声で読み上げた。…

※「文覚上人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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