里飯野村(読み)さといいのむら

日本歴史地名大系 「里飯野村」の解説

里飯野村
さといいのむら

[現在地名]豊栄市里飯野

西は堀田ほりだ村、北は長場ながば新田、東は大月おおつき興野。文永二年(一二六五)一二月一三日の大見政家譲状(大見水原氏文書)白河しらかわ庄の「水原条西黒河・舟原境事」として、「西 限菅淵、河下飯野次柳」とあり、飯野の地名がみえる。慶長一五年(一六一〇)頃の給知方ほど役帳(新発田市史資料)に里飯野村とあり、一石一斗の炉役を六軒で負担している。正保国絵図に高二一石余とあり、新発田藩領。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)に家数六・人数四三とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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