精選版 日本国語大辞典 「重位」の意味・読み・例文・類語
じゅう‐いヂュウヰ【重位】
- 〘 名詞 〙 おもい位。たかい位。高位。
- [初出の実例]「心を以て心に伝て、言語の及ばざる重位あり。次第を越るは越三昧耶の罪あり」(出典:真言内証義(1345))
- 「物を知る処は人のえ知らざる所の重位を知る」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)七)
- [その他の文献]〔後漢書‐王符伝〕
王の
する
の
は天なり。皇天の愛
する
の
は人なり。今人臣、君の重位を受け、天の愛する
を牧(やしな)ふ。焉(いづく)んぞ安んじて之れを利し、
ひて之れを濟(な)さざるべけんや。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...