重兼村(読み)しげかねむら

日本歴史地名大系 「重兼村」の解説

重兼村
しげかねむら

[現在地名]東広島市高屋たかや町重兼

白鳥しらとり山東方にそびえるうま(四五五・九メートル)から東北流して入野にゆうの川に注ぐ重兼川の河谷を村域とする。この谷は奥で西の溝口みぞぐち村につながる。谷の中央に土居どい、奥に古土居ふるどい地名が残り(芸藩通志)、土豪の存在をうかがわせるが、文献にはみえない。「芸藩通志」は「昔は重兼、是数村とも呼しといふ、(略)又重金村とも書く」と記す。元和五年(一六一九)安芸国知行帳に高一二三石とあり、その後も変わらなかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む