重夫(読み)かさねづま

精選版 日本国語大辞典 「重夫」の意味・読み・例文・類語

かさね‐づま【重夫】

  1. 〘 名詞 〙 夫のある女が、他に情夫を持つこと。
    1. [初出の実例]「『こなたが以前の女房のお富、思ひがけなく今わしと』『その濃ひ浅黄重夫(カサネツマ)義理と情の半染も』」(出典歌舞伎与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)九幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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