重書(読み)じゅうしょ

精選版 日本国語大辞典 「重書」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しょヂュウ‥【重書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 貴重な書類。重要な文書
    1. [初出の実例]「件律令は家之重書、道之証文也」(出典:中右記‐保延元年(1135)七月一三日)
  3. 地所に対する権利を証明する各種の文書。手継文書
    1. [初出の実例]「先年限年紀而、相副重書、於円楽寺而令沽却之処」(出典:天龍寺文書‐三・応永三二年(1425)六月二〇日・大野庄一王丸名重書紛失状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android