重木(読み)おもき

精選版 日本国語大辞典 「重木」の意味・読み・例文・類語

おも‐き【重木・主木】

  1. 〘 名詞 〙 和船の船底部材の名称。板でなく刳船(えぐりぶね)的手法で造ったもの。江戸中期まで日本海方面で主用された北国船や、はがせ船の船底材の一部に使われ、のちに弁才船に代わっても、板材のかじきのことをいい、また、太平洋側でも、上棚下部のはぎ板を呼び、琵琶湖の丸子船では舷側材を同様に呼ぶ。
    1. [初出の実例]「丸木船〈略〉底より両側丸くはき上(あけ)にて枻(たな)なし。上のはきをおもきと言」(出典:和漢船用集(1766)五)

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