知恵蔵mini 「重複処方」の解説 重複処方 患者が同時期に複数の医療機関から同じ薬を処方されること。複数の身体疾患を抱え、通院する医療機関が複数にまたがる患者ほど重複処方を受けやすい。睡眠薬や抗不安薬などの過剰摂取や、飲み合わせの悪い薬の併用につながるとして問題視されている。患者の服薬歴を記録する「お薬手帳」が十分に活用されていないとみられることから、厚生労働省は、患者が普段から使う「かかりつけ薬局」を認定する制度を2016年度をめどに導入し、薬剤師が患者の服薬状況を一元管理するよう促すとしている。 (2015-12-17) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報