重過燐酸石灰(読み)ジュウカリンサンセッカイ

デジタル大辞泉 「重過燐酸石灰」の意味・読み・例文・類語

じゅうかりんさん‐せっかい〔ヂユウクワリンサンセキクワイ〕【重過×燐酸石灰】

燐鉱石燐酸で処理して作った燐酸肥料。有効燐酸分は過燐酸石灰の2、3倍あり、燐酸肥料中で最大

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「重過燐酸石灰」の意味・読み・例文・類語

じゅうかりんさん‐せっかいヂュウクヮセキクヮイ【重過燐酸石灰】

  1. 〘 名詞 〙 燐酸肥料の一つ。過燐酸石灰の製造において、硫酸のかわりに燐酸を用い、四〇~四八パーセントの有効燐酸を含むようにしたもの。性状は過燐酸石灰と同じだが品位は高い。無硫酸根肥料なので老朽水田に適する。三重過燐酸石灰。トリプルスーパーホスヘート。重過石。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android