重香合(読み)じゅうこうごう

精選版 日本国語大辞典 「重香合」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐こうごうヂュウカウガフ【重香合】

  1. 〘 名詞 〙 香合(こうごう)一種。桑木地で角が三重がさねになっている。丸形三重の蒔絵のものもある。上の重に香包を入れ、中の重には銀葉、下は炷殻入(たきがらいれ)になっている。

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世界大百科事典(旧版)内の重香合の言及

【香道具】より

…(1)十種香箱 二重の箱で華麗な蒔絵が多い。上段には惣包(そうづつみ)や打敷(うちしき),源氏香之図や香割道具等,下段には聞香炉,(銀)葉盤(ぎんようばん),重香合(じゆうこうごう),香筯建(きようじたて),香札,札筒,折据(おりすえ),火末入(ひずえいれ),葉入などを納める。縦7寸5分,横6寸4分,高さ6寸7分(1寸は約3cm)。…

※「重香合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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