野中儀(読み)のなか ぎ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野中儀」の解説

野中儀 のなか-ぎ

1771-1832 江戸時代後期の歌人
明和8年生まれ。幕臣。病中の歌に「咲く花の色香も知らで過ぐる間に春の別れとなるぞかなしき」がある。天保(てんぽう)3年6月14日死去。62歳。江戸出身。字(あざな)は祺明(よしあき)。通称は佐太夫。号は湘山(しょうざん)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android