野中山王村(読み)のなかさんのうむら

日本歴史地名大系 「野中山王村」の解説

野中山王村
のなかさんのうむら

[現在地名]丸岡町野中山王

丸岡城下の南東方、東部加越山地の麓に位置する農村北東大森おおもり村。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では「高ほこノ郷」に含まれ、正保郷帳から村名がみえる。同郷帳によれば田方四六六石余・畠方七七石余。丸岡藩領。「越前国名蹟考」は枝村として山王を記す。

当村の高椋家は新江しんえ用水の井守役のほか、丸岡藩野中組大庄屋として天明二年(一七八二)には高六〇石を宛行われ、天保八年(一八三七)の藩財政改革に際しては、郷会所の頭取として財政再建に貢献。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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