野太刀自顕流

デジタル大辞泉プラス 「野太刀自顕流」の解説

野太刀自顕流

剣術流派のひとつ。薩摩藩御留流として知られる示現流の祖、東郷重位(しげかた)の弟子、薬丸刑部左衛門兼陳(やくまるぎょうぶざえもんかねのぶ)が、示現流に野太刀大太刀)の技を組み込んで創始当初は「野太刀示現流」「薬丸流」などと呼ばれた。幕末改称。一撃必殺を旨とする攻撃的な剣術。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android