野島秀勝(読み)のじま ひでかつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野島秀勝」の解説

野島秀勝 のじま-ひでかつ

1930-2009 昭和後期-平成時代の英文学者,文芸評論家。
昭和5年8月1日生まれ。昭和33年佐伯彰一らと「批評」を創刊。日本近代文学における「故郷」と「誠実」の問題をおいつづけ,評論集「「日本回帰」のドン・キホーテたち」「「誠実」の逆説」などを刊行。56年「迷宮の女たち」で亀井勝一郎賞。50年お茶の水女子大教授。平成21年2月21日死去。78歳。東京出身。東京外大卒。著作はほかに「自然と自我原風景」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android